創と造2019の公式サイト

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併催 第7回 京宵展 ページは現在制作中です。
しばらくお待ち下さいませ
京都ゆかりの若手の先生方による展覧会

 

創と造のご挨拶

平成という名前にもかかわらず、この三十年間には激動と言ってもいいほどの、様々な出来事がありました。これから、新たな時代に向かって進んで行く過程で、私どもの美術業界も種々の課題、困難に直面しています。現在は、経済的な好況が長く持続しているかのように言われていますが、市場の実感としては不安定感を払拭出来ないままです。

政治・経済・文化の三者がうまく機能しあい、三位一体となって国家、社会を進めて行くという理想には程遠いのが実態ではないでしょうか。これはグローバルなレベルでの様々な要因とも関わり、解決は簡単ではありませんが、せめて我が国の文化政策が、西欧や東南アジア諸国のように、作家と愛好家の双方を豊かに盛り立てて行く、充実したものになることを願うばかりです。東京オリンピック、パラリンピックはもう目前です。なすべきことは余りにも多いと思われます。

時代の困難な状況は、一人一人の作家の先生方にも当てはまることでしょう。その創造の道は、とどまることなく続いて行きます。小さな成功に安住してはならず、自らの枠を越えて新たな自分を探求し、さらに新たな世界を進んで行くことが、芸術の創造には不可欠なのです。社会が平準化し、それに適応しないと不安を感じてしまうような体制が出来つつあるとしたら、それは芸術家にとってまことに不幸な時代だと言わざるを得ません。

五都展以来の長い歴史を継承して、今年も「創と造」展の季節を迎えました。昭和、平成の時代を豊かに彩って来られた巨匠、大家の先生方の多くは既に物故され、美術界にはやや寂しい風が吹いているようです。しかし、私どもが出展をお願いしている、多くの気鋭の先生方は、この時期を好機として、臆せず広い世界に進出して行く努力を重ねておられます。その豊かな挑戦、冒険の成果は今、徐々に、しかし確実に実りつつあります。

私どもは、愛好家の皆様が、その心の琴線に、しっかりと触れて来る魅力的な作品と出会って頂けることを強く希望しております。皆様方には是非「創と造 2019」展にご来場賜りたく、心よりお願い申し上げる次第です。

2019年 春

五都美術商連合会
株式会社 東京美術倶楽部   代表取締役会長     淺木 正勝
株式会社 大阪美術倶楽部       代表取締役     米田 良三
株式会社 京都美術倶楽部         代表取締役     土橋 章一
株式会社 名古屋美術倶楽部      代表取締役     横井 一雄
株式会社 金沢美術倶楽部         代表取締役     谷村 庄市

開催日程 京都展

※創と造2019 京都展は終了いたしました※
沢山の御客様にお越しいただき誠にありがとうございました。
また、他会場もよろしくお願いいたします

京都展

・日時
平成31年4月28日(日)~ 4月30日(火)
10:00~17:00(入場は16:30まで)

・会場
京都美術倶楽部
〒605-0064
京都市東山区新門前通東大路西入梅本町263